2種類の幸せについて考える 〜ヘドニックとユーダイモニック〜

普段「幸せだな〜」って感じることってどんな時ですか?
美味しいものを食べた時?
推しのライブを堪能した時?
動画を観ながらゴロゴロしてる時?

実は、「幸せ」には2種類あると言われています。

1. ヘドニック・ウェルビーイング(短期的な幸せ)

「嬉しい」「楽しい」というポジティブな感情に満ちた状態のこと
まるでハワイのビーチでのんびりしているような、心配事が一切ない状態

特徴簡単に得られる幸福感
失うのも早い
具体例好きな動画を見る
美味しい食事を楽しむ

2. ユーダイモニック・ウェルビーイング(長期的な幸せ)

自己の成長や達成感から得られる、より深い幸福感。

特徴幸福感が長く続く
得るまでに時間と努力が必要
未来につながる価値がある
具体例文化祭で仲間と一緒に何かを作り上げる
仕事やスポーツで目標を達成する

大切なバランス

この2つの幸せは、どちらも私たちの人生に必要不可欠です。
ただし、意識しないと簡単に得られるヘドニック・ウェルビーイングに偏りがちです。
常に幸せを追い求めすぎて疲れてしまわないように、ユーダイモニック・ウェルビーイングを意識的に取り入れることで、幸福感をベースにした生活を築いていくことが大切です。

大人の私たちへのメッセージ

学生時代は部活動や学校行事を通じて、自然とユーダイモニック・ウェルビーイングを感じる機会が多くありました。
しかし、大人になると「やらない選択」ができるようになり、そういった機会は減っていきがちです。
効率重視の現代社会だからこそ、意識的に成長や達成の機会を作り出し、深い幸せを感じられる時間を大切にしていきませんか?